同時多発テロ

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    同時多発テロ

    アメリカ同時多発テロ事件
    アメリカ同時多発テロ事件(アメリカどうじたはつテロじけん)は、2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生した、航空機を使った4つのテロ事件の呼称である。
    航空機によるテロとしては未曾有(みぞう)の規模であり、全世界に衝撃を与えた。
    名称について 日本では、この事件を「同時多発テロ事件」または「9.11テロ(事件)」と呼ぶ。
    2005年にイギリス・ロンドンでロンドン同時爆破事件が発生したため、「アメリカ同時多発テロ事件」と呼ぶことが増えた。
    イギリスやアメリカ合衆国などの英語メディアでは、この事件を「9/11」(ナイン・(オー)・イレブン)、「9月11日の事件」 (Events of September 11)、 「September Eleven Terror Attacks」などと呼ぶ。
    ただし中南米では9.11はチリで1973年9月11日に発生したアウグスト・ピノチェトらによるクーデターを指すこともある。


    ハイジャックされた旅客機

    ハイジャックされた旅客機
    2001年9月11日朝(現地時間)、マサチューセッツ州ボストン、バージニア州ダレス(ワシントンD.C.近郊)、ニュージャージー州ニューアークを発った4機の旅客機が、モハメド・アタを中心とするアラブ系のグループによってほぼ同時にハイジャックされた。
    彼らは操縦室を乗っ取り、自ら操縦し、2機をニューヨーク・マンハッタンへ、残りの2機をワシントンD.C.へ向かわせた。
    なお、乗っ取られた4機のうち2機がアメリカ合衆国のボーイング社製のボーイング767型機で、残りの2機がボーイング757型機である。
    この2種類の機体は、運行する航空会社のパイロットに互換性を持たせるために、コックピットの操縦システムは基本的に同じものが使われており、いずれも2人のみで操縦できるため、意図してこれらの機体が運行されている便が選択されハイジャックされたと考えられている。
    また、一部のハイジャック犯たちはアメリカ合衆国国内にある民間の航空学校で小型機の自家用操縦免許を取得した上、これらの機体の操縦方法を事前にフライトシミュレータで訓練していたことが明らかになっている。
    これら4機がいずれも北米大陸横断ルートという、アメリカ合衆国国内線の中では長距離飛行に入るルートを飛ぶものであったのは、いずれも燃料積載量が多く、衝突後の延焼規模を多くすることを狙ったと推測する者もいる。
    なお、ハイジャックされ墜落させられた旅客機の乗客・乗員は全員死亡している。
      

    アメリカン航空11便テロ事件
    アメリカン航空11便テロ事件
    アメリカン航空11便テロ事件 (American Airlines Flight 11) とは、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件においてハイジャックされた、アメリカン航空11便の航空機自爆テロ事件のことである。
    アルカーイダの5人のハイジャッカーによってワールドトレードセンターの北塔(第1ビル)に突入、爆発炎上した。
    2001年9月11日。
    アメリカン航空11便が、ボストン・ローガン国際空港を、予定時刻から14分遅れの午前7時59分に乗客81人乗員11人を乗せ離陸した。
    離陸から14分後に管制官が11便に対し「アメリカン航空11便、高度を29,000フィートから31,000フィートまで上昇してください」という指示を送ったが応答がなかった。
    そのため、離陸後14分以内にハイジャックされたと考えられた。
    操縦室へ侵入したハイジャッカーは機長と副操縦士を隠し持っていたカッターナイフで刺殺し、ATCトランスポンダの電源を切った上で機体を自ら操縦し、ニューヨークに向かった。
    なお、凶器を持ち込んだ方法や操縦室へ侵入した方法については現在も不明である。
    午前8時23分。
    客室乗務員の1人がアメリカン航空予約席係に「客室乗務員です。
    たったいま飛行機がハイジャックされました」と電話をしたが、予約席係担当人はいたずら電話と思った。
    そこで「あなたのID番号を教えてください」と尋ねたところ、返答されたID番号が一致したため信じてもらえた。
    もう1人の客室乗務員もフライトサービスマネージャーに電話をし、ハイジャックされたと伝えた。
    彼女らは、極限状態の中で犯人の座席番号などの貴重な情報を地上に伝えた。
    その頃ハイジャッカーのリーダー、モハメド・アタが「我々は、ハイジャックした。
    静かにしていればお前たちは大丈夫だ。
    今から空港に引き返す。
    誰も動くな、何も問題ない。
    動けばお前たちの命も飛行機も危険にさらすことになる。
    大人しく座ってろ!」と乗客に機内放送でアナウンスを行った。
    しかし、これはスイッチを間違えており、機内ではなく、航空管制官へ送られていた。
    このとき、管制官は初めてハイジャックに気付くこととなった。
    ニューヨーク上空に来たところ、機体の飛び方が異常になり急降下した。
    フライトサービスマネージャーから「外に何が見える?」と言う質問に客室乗務員の1人が「タワーが見える、ビルが見えるわ」と答えた。
    そして午前8時46分、アメリカン航空11便はワールドトレードセンター北塔(第1ビル、110階建て)の93〜99階に突入した。
    その瞬間まで客室乗務員たちは、地上へ情報を伝えていた。
    時速約750km/hという高速で突入し、機体の全てがビルに飲み込まれ、爆発炎上した。
    北塔は10時28分に火災と構造物の損壊により崩壊した。
    11便の突入から17分後にユナイテッド航空175便が、ワールドトレードセンター南塔(第2ビル)に突入。
    34分後にはアメリカン航空77便がペンタゴンに突入。
    さらに77分後にはユナイテッド航空93便が墜落した。
     
    突入の瞬間を捕らえた映像
    このとき、現場近くに出動していた消防隊に同行取材を行っていたフランスのテレビクルー、ノーデ兄弟が、11便突入の瞬間をカメラに収めていた(これはこの事件唯一の映像である)。
    事件発生後、彼らは消防隊の救出活動を追い、その様子を収めたドキュメンタリー番組は、後日世界各国で放映された。
     
    遠隔操作説
    アメリカン航空11便は、遠隔操作により建物に突入したのではないかという説がある。
    その内容は、ハイジャックされた後11便に設置された機械で管制塔から遠隔操作しワールドトレードセンターに突入させたという内容である。
    しかしこれは、アメリカがアメリカ同時多発テロ事件を自作自演した場合このようなことをしたのではないかという説(調査結果)である。
    実際エジプト航空990便墜落事故は、副機長の自殺行為ではなくアメリカ同時多発テロ事件のための遠隔操作の実験によって墜落したのではないかという説がある。
       

    ユナイテッド航空175便テロ事件
    ユナイテッド航空175便テロ事件
    ユナイテッド航空175便テロ事件 (United Airlines Flight 175) とは、2001年9月11日にアメリカで起きたアメリカ同時多発テロ事件で、ハイジャックされたユナイテッド航空175便がニューヨークのワールドトレードセンター南棟に突入した事件である。
    被害に遭った旅客機は、ユナイテッド航空が所有するボーイング767−222(機体登録番号:N612UA, 1983年製造)で、当日はUA175便として運用されていた。
    UA175便は離陸後、アルカーイダのメンバーとされるテロリスト5人によってハイジャックされ、犯人らの意図的な操縦によりワールドトレードセンター南棟に突入、大破炎上した。
    日本ではUA175便を指し、「衝突した2機目の飛行機」という表現が多用される。
    衝突から約1時間後、ワールドトレードセンター南棟は崩壊。
    死者数はUA175便と南棟だけで約700人となった。
     
    テロリスト
    マルワーン・アル=シェッヒー(国籍:アラブ首長国連邦) - パイロット役
    ファイヤーズ・バニーハンマード(国籍:アラブ首長国連邦)
    ムハンド・アル=シャフリー(国籍:サウジアラビア)
    ハムザ・アル=ガムディー(国籍:サウジアラビア)
    アフマド・アル=ガムディー(国籍:サウジアラビア)
     
    事件の概要
    UA175便は、マサチューセッツ州ボストンにあるローガン国際空港を出発し、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるロサンゼルス国際空港に到着する予定であった。
    乗客56名・乗員9名の計65名(テロリスト5人含む)が搭乗し、UA175便は定刻から14分遅れの8:14(日本時間午後9:14)にローガン国際空港を出発した。
    UA175便は、航空管制からの問いかけに応答しなくなっていたアメリカン航空11便からの不審な交信を拾う。
    その交信はアメリカン航空11便をハイジャックしたモハメド・アタ自身の肉声で、内容は次のようなものであったという。
    「我々はハイジャックした。
    今から空港に引き返す。
    誰も動くな。
    動けばお前たちの命も飛行機も危険にさらすことになる。
    大人しく座ってろ!」。
    この原因については諸説あるがアタが機内放送を試みた際、機器の操作を誤り管制に流れたという説、AA11便の機長が「トークバック・ボタン」を押し、コックピット内の音声を管制に聞こえるようにしたという説などがある。
    8:42(日本時間午後9:42)この不審な交信に関してUA175便と管制官が交信したが、これがUA175便最後の交信となった。

    出会い系
    UA175便は、8:42-8:46(日本時間午後9:42-9:46)にハイジャックされたとみられる。
    このときテロリストは棍棒、ナイフ、催涙神経ガススプレー、爆弾(爆弾は使用しなかった)を所持していたとされる。
    最後の交信から数分後、UA175便は航空管制の許可を得ずに針路を変更した。
    8:47(日本時間午後9:47)アメリカン航空11便(突入1機目)がワールドトレードセンター北棟に突入した。
    直後、UA175便がトランスポンダのコード(4桁からなる航空機識別番号)を変更する。
    しかしこの変更は管制官がアメリカン航空11便に気をとられていた為、気づかれなかった。
    8:51(日本時間午後9:51)管制官はUA175便のトランスポンダコードが変更されていることに気づき、連絡しようとしたがUA175便からの応答はなかった。
    8:52(日本時間午後9:52)UA175便の客室乗務員がユナイテッド航空にハイジャックを通報。
    8:54(日本時間午後9:54) ユナイテッド航空はUA175便との交信を試みるが応答はなかったという。
    8:55(日本時間午後9:55) ニューヨーク航空管制センターはUA175便が既にハイジャックされている可能性があると判断した。
    9:03(日本時間午後10:03)、UA175便は機体を傾けながらニューヨークのワールドトレードセンター南棟78-84階に高速で突入・炎上した。
    機体は原形をとどめず、大半がビル内に飲み込まれた。
    UA175便はテロ2機目であった為、ビル突入映像が世界各国にリアルタイム配信された(この時点で、事故ではなく故意に、そして組織的に引き起こされた「事件」であることが認識された)。
    南棟は衝突による構造材の破壊とジェット燃料火災の高熱による鉄筋強度低下により、9:59(日本時間午後10:59)に崩壊した。
    08:46 WTC1(北棟)の北側 94-98 階の範囲にAA11便(傾斜角度10度)が衝突。
    09:03 WTC2(南棟)の南側 78-84 階の範囲にUA175便(傾斜角度45度)が衝突。
    09:59 WTC2(南棟)が崩壊。
    衝突から56分後。
    10:29 WTC1(北棟)が崩壊。
    衝突から1時間43分後。
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